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春の園 日の照る下の乙女・・(その5)どうしたのか、《サラ・ベルナール》

ボス弁:季節のこころ模様
05 /01 2018
前回に引き続き、今回も人の名がつけられた花の話である。
シャクヤクで《サラ ベルナール》という品種を植えた。
「サラ ベルナールって、どういう人?」という声が聞こえそうだ。
過去のフランスの名舞台女優である。
美術に詳しい人ならきっとこの名を知っているはずだ。
アールヌーボーの画家ミュシャが
彼女のポスターを描き、一挙に名声を博したのだから。

私はシャクヤクが好きで、今、8株ほど植えている。
冬は枯れていたシャクヤクも、春になると元気に芽を出し、
今はいずれも高さの30センチほどになり、
もう蕾を多くつけて、今にも咲きそうである。

ところが《サラ》は5センチほどの芽を出したばかりで
姿もいかにも弱々しい。


サラ?
芽を出したばかりの《サラ》?まさか・・・


人間の方のサラは、舞台にでる前に、
興奮を鎮めるために、男性と《何かをする》のが恒例だったという。
(ここまで書けば、モデルであるサラと画家であるミュシャとの間に
その《何かがあったのかどうか》も興味があるが、それはさておいて・・》

庭の《サラ》、なぜか小さいし、葉の形もなんか変なので、
「陽のあたる舞台に出る前にミミズと遊びがすぎたのかえ?」
と声をかけたいぐらいだ。

《後日談》
昨日(4月30日)に植え替えようと掘り出してみた。
⦅サラ》の名札のところから芽が出てきたので、てっきり、やっと出てきたと思い込んでいたが、シャクヤクではなかった。
「《サラ》よ、お前、一体、どこで遊んでいるのかえ?」


(弁護士 大澤龍司)

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