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この春の日に。何百もある、赤ちゃんの青い目に見つめられて

ボス弁:季節のこころ模様
05 /02 2017

タイトル この春の日に②


《青い目をしたお人形はアメリカ生まれのセルロイド》
という童謡がある。(「青い眼の人形」野口雨情作詞、本居長世作曲)
古い歌なので今では歌われることもないだろう。
それに、セルロイドって何だ?という人も多いだろう。

《ベイビー ブルー アイズ》、
日本語にすると《赤ちゃんの青い眼》ということになる。
そんな花がある。
どんなに素敵な花であろうかと思わないだろうか?
《ネモフィラ》という名で高さは15センチくらいだ。


①ネモフィラ


昨年の秋、ゴマよりはるかに小さい種を撒いた。
水で湿らせた爪楊枝の先につけて、種を一粒、一粒と
植えていったが、100くらいはあっただろうか。

やさしく植えたおかげか、ほとんどが芽を出した。
本数を減らすには、間引きをすれがいいが、それができない。
小さなポットに全て、植え替えた。

寒くが厳しくなかったせいか、皆、元気に冬越しをした。
さて、困った。
こんなに多くの苗をどこに植えたものか。
知り合いに《苗いりませんか?》と声をかけたが、引き受け手がない。

庭の空いているところ、それこそいたるところに植えた。

そのネモフィラが、今、満開である。
青い花がまるで海のように、という表現は大げさではあるが
ともかく、庭のあちらにもこちらにもネモフィラ、ネモフィラ・・・


②ネモフィラ


先週の土曜日、写真を撮ったとき、ふぅっとため息というか、吐息というかが出た。
花に感激してというようなものではなく、もっと心の奥からのものだった。

長年生きてきて、その都度、少しずつたまったオリのようなものが、まるで池の中からあぶくが湧いて出るような、そんな感じで出てきた。
そういえば妻が死んだのは土曜日のこんな天気の日だったし、こういう時間帯でもあったということも関係しているかもしれない。


③シンビジューム
③ネモフィラ


元気を出さなければ、何百という青い眼がこちらをみているのだから。
庭には知人にもらったシンビジュームも咲いており
山吹、こでまり、もっこうばらも咲いている。
この花たちの世話をするためにも、今、少し、がんばることにするか・・

(弁護士 大澤龍司)

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